大の美術嫌いでも新国立美術館を堪能できてしまった!
つい昨日の話なんですが、友達と新国立美術館に行ったんですね。
その友達はかなりの田舎の方に住んでいるので来るのが大変なんですよね
しかも気温を高い中、男子高校生2人で美術館!?と混乱していると
思いますが、話を続けさせてもらいますね。
なぜ男子高校生が2人で美術館に片道1時間以上かけていくのか?
それは、国際バカロレアの美術の課題で美術館に行ってこいという、
わけのわからない課題が出せれているからです。
え?行くだけなら余裕じゃん?
これだけ地獄だって言ってるんですから、行くだけなわけ,,,,
ないじゃないですかぁぁぁぁぁ!!!!???
ちゃんと課題あります...
行った展示会の中から1つの作品を選んでそれについて研究しスケッチブックに書き留めるんです。
いや、この写真だけ見せられたら「え?美大志望だっけ!?」と勘違いされますよ?
私は全く無いです。むしろ小学校の時からずーっと美術だけは嫌いでした。
そんな私からすれば地獄以外の何物でもない。
美術館にいくことはまだ全然いいんですよ、ただ
その後が重すぎる。。。
これでやっと課題終了かぁ~
ではないんですねぇ、、、
恐るべしIB美術
さっきのエステスの作品をもっと深堀りします。
リアリズム(写実主義)をガチガチに追求する連中の中の1人でした。
エステスの「食料品店」がなぜ書かれたのか?美術史に置いてどのような役割を果たすのか?
ここに焦点をおいてやっていきます。
まじで美術大学目指してる人しかやらんような事やってて草
そしてそれを踏まえての....
その作品が書かれた時代を調査し、この場合だと、1967年に描かれた作品であるため
見出しにもあるように、60~70年代のアメリカの情勢を調べます。
それで、「あぁ~。当時のアメリカはこんな感じなのかぁ」と理解した上で
美術史に視点を置いての文化的な特性を調査していきます。
アメリカで「スーパーリアリズム」が流行る前、主流は「抽象表現主義」でした。
※抽象表現主義はジャクソン・ポロックなどの線や形で気持ちなどを表現する主義です。
超簡単に説明すると,,,
50年代
アメリカ民衆:「やっぱり抽象表現は最高だな!こうなにか深く考えさせてくるというか」
ポップアート爆誕!
アメリカ民衆:「なんかどこにでもあるようなやつじゃん。安っぽ。」
60年代
アメリカ民衆:「もうなんか、抽象飽きてきた。考えんの嫌だ。」
ポップアート:「俺なら見ただけでわかるしいいんじゃない?」
アメリカ民衆:「おぉ~よく見てみるといいなぁ~ポップアート!」
抽象表現→スーパーリアリズムへ
60年代後半~70年代
英・米の画家たち:「写真技法とかを絵画表現に本格的に持っていくぞ」
ポップアート・スーパーリアリズムが美術界で派遣的ポジションに
こんな時代でした。
いや、だから本当に美大志望じゃないの?
違いますからね
美術館に行ってこんな事するのもついに3回目です。
1回目は春休みで、まだ美術の授業の先生も知らない状態
2回目は、遊びまくろうと思っていたゴールデンウィーク
そして3回目は夏休みと(苦笑)
え?
美術が嫌いなのにこんな続けられるモチベーションは
一体どこから湧き出てくるのか?
それは...
「なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?」
という本を読んだからです。
内容については特に触れませんので気になったらぜひ
※案件とかじゃない。
リンクはこちら
この本がなかったら確実に挫折していました。
本当に命の恩人になったと言っても過言ではない一冊です。
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今回も最後までありがとうございます。
美術以外のデイリー夏休みを更新していきまーす!
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